Pythonの開発環境において、パッケージ管理や仮想環境の構築は避けて通れないテーマです。
これまでは pip や poetry、pipenv などが使われてきましたが、ここ数年で圧倒的な速度と使いやすさでシェアを伸ばしているのが、Rust製のツール「uv」です。
「インタープリタが認識されない」
「デバッグ実行がうまくいかない」
そんな悩みを持つ方のために、この記事ではVS Codeでuvを快適に使うための完全ガイドをお届けします。
基本的なインストールから、拡張機能との連携、仮想環境(venv)の認識、そしてRuffと組み合わせた最強の開発環境構築まで、現時点でのベストプラクティスを徹底解説します。
![]() 執筆者:マヒロ |
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- OS:Windows 11 / macOS Sequoia
- IDE:Visual Studio / VS Code / IntelliJ IDEA
- その他:Chrome DevTools / 各言語最新安定版
※本メディアでは、上記環境にてコードの動作と情報の正確性を検証済みです。
そもそも「uv」とは?なぜVS Codeで使うべきなのか
uvは、Rustで書かれた非常に高速なPythonパッケージインストーラー兼リゾルバーです。
従来の pip や pip-tools に比べて10倍〜100倍高速と言われており、依存関係の解決や仮想環境の作成が一瞬で終わります。
VS Codeと組み合わせることで、以下のようなメリットがあります。
- 環境構築の爆速化: プロジェクトのセットアップ待ち時間がほぼゼロに。
- ディスク容量の節約: キャッシュの効率的な利用により、PCの容量を圧迫しにくい。
- 一貫性:
uv.lockファイルにより、チーム全員が完全に同じ環境で開発できる。
ステップ1:uvのインストール(Windows / Mac)
まずは、PCにuvをインストールしましょう。
公式の推奨インストーラーを使うのが最も簡単です。
Mac / Linux の場合
curl -LsSf

https://astral.sh/uv/install.sh(https://astral.sh/uv/install.sh) | sh
Windows の場合
PowerShellで以下のコマンドを実行します。
powershell -c "irm

https://astral.sh/uv/install.ps1(https://astral.sh/uv/install.ps1) | iex"
インストールが完了したら、ターミナルで uv --version を実行し、バージョンが表示されればOKです。
ステップ2:VS Codeでuvの仮想環境を認識させる
uvを使って作成した仮想環境(.venv)を、VS CodeのPython拡張機能に正しく認識させる設定を行います。
1. プロジェクトの初期化と仮想環境作成
作業ディレクトリで以下のコマンドを実行し、uvプロジェクトを作成します。
# プロジェクトの初期化(pyproject.tomlが作成される)
uv init
# 仮想環境の作成(.venvフォルダが作成される)
uv venv
2. VS Codeでインタープリタを選択する
VS Codeでコマンドパレット(Ctrl + Shift + P または Cmd + Shift + P)を開き、「Python: Select Interpreter」を入力・選択します。
リストの中に、先ほど作成した .venv 内のPythonが表示されているはずです。
(例:Python 3.x.x ('.venv': venv) ./venv/bin/python)
これを選択することで、VS Codeのエディタやターミナルがuvの仮想環境を使用するようになります。
※表示されない場合
VS Codeの設定(settings.json)に以下を追記して、.venv を検索対象に含めてください。
{
"python.venvPath": ".",
"python.venvFolders": [".venv"]
}
ステップ3:パッケージの追加と同期(uv add / sync)
開発に必要なライブラリを追加していきましょう。
# パッケージの追加(例:FastAPI)
uv add fastapi
# 開発用パッケージの追加(例:pytest)
uv add --dev pytest
uv add コマンドを実行すると、pyproject.toml と uv.lock が自動的に更新され、仮想環境にもインストールされます。
チームメンバーが変更を取り込む際は、以下のコマンド一発で同期が完了します。
uv sync
ステップ4:VS Codeでのデバッグ設定(launch.json)
「F5キー」でデバッグ実行をするために、launch.json を設定します。
uv環境下でも基本的には通常のPython設定と同じですが、明示的に仮想環境のPythonを指定しておくとトラブルが少なくなります。
.vscode/launch.json を作成し、以下のように記述します。
{
"version": "0.2.0",
"configurations": [
{
"name": "Python: Current File (uv)",
"type": "python",
"request": "launch",
"program": "${file}",
"console": "integratedTerminal",
"justMyCode": true,
// 仮想環境のPythonパスを明示的に指定する場合(通常は不要)
// "python": "${workspaceFolder}/.venv/bin/python"
}
]
}
コードの解説
"program": "${file}": 現在開いているファイルを実行対象にします。"type": "python": Python拡張機能のデバッガを使用します。
この設定をしておけば、アクティブなファイルを開いた状態でF5キーを押すだけで、uv環境上でブレークポイントを使ったデバッグが可能になります。
おすすめ拡張機能:Ruffとの連携
uvと同じ開発元(Astral)が提供している、超高速な静的解析・フォーマッターツール 「Ruff」 もVS Codeに入れておきましょう。
相性は抜群です。
- VS Codeの拡張機能マーケットプレイスで 「Ruff」 を検索してインストール。
uv add --dev ruffでプロジェクトにも追加。settings.jsonでRuffをデフォルトのフォーマッターに設定。
{
"[python]": {
"editor.defaultFormatter": "charliermarsh.ruff",
"editor.formatOnSave": true,
"editor.codeActionsOnSave": {
"source.fixAll": "explicit",
"source.organizeImports": "explicit"
}
}
}
これで、保存するたびに爆速でコード整形とimportの整理が行われます。
Pythonのスキルを活かして年収を上げる方法
以上、Pythonで、「uv」をVS Codeで使いこなす方法について解説してきました。
Pythonエンジニアの需要は非常に高いため、転職によって数十万円の年収アップはザラで、100万円以上年収が上がることも珍しくありません。
なお、転職によって年収を上げたい場合は、エンジニア専門の転職エージェントサービスを利用するのが最適です。
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