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【Python】ブロックコメントの書き方!ショートカットでの一括コメントアウトも解説

【Python】ブロックコメントの書き方!ショートカットでの一括コメントアウトも解説 Python

Pythonでコードを書いていると、「複数行をまとめてコメントアウトしたい」「関数やクラスの説明文(ドキュメント)を見やすく書きたい」という場面が頻繁にあります。

しかし、C言語やJavaにある /* ... */ のようなブロックコメント専用の構文は、Pythonには存在しません。

「じゃあ、1行ずつ # を書かないといけないの?」
「トリプルクォート """ をコメント代わりに使ってもいいの?」

このような疑問を持つ方のために、この記事ではPythonにおけるブロックコメントの書き方から、エディタのショートカットを使った効率的な一括コメントアウトの方法、そしてドキュメントストリング(docstring)との違いまで、現在のベストプラクティスを解説します。

【本記事の信頼性】
プロフィール
執筆者:マヒロ
  • 執筆者は元エンジニア
  • SES⇒大手の社内SE⇒独立
  • 現在はプログラミングスクールを運営
  • モットーは「利他の精神」
💻 本記事の検証環境(2026年2月確認)
  • OS:Windows 11 / macOS Sequoia
  • IDE:Visual Studio / VS Code / IntelliJ IDEA
  • その他:Chrome DevTools / 各言語最新安定版

※本メディアでは、上記環境にてコードの動作と情報の正確性を検証済みです。

Pythonにブロックコメント専用の構文はない?

結論から言うと、Pythonの言語仕様には「複数行をコメントアウトするための専用構文」はありません

Pythonのコメントは、あくまで #(シャープ)から行末までを無視する、というシンプルなルールに基づいています。

しかし、実務では以下の2つの方法を使って「ブロックコメント的な記述」を実現しています。

  1. 各行の先頭に # を付ける(推奨)
  2. トリプルクォート """ で囲む(擬似的な方法)

それぞれの具体的な書き方と、メリット・デメリットを見ていきましょう。

方法1:各行に「#」を付けてコメントアウトする【推奨】

Pythonの公式コーディング規約(PEP 8)でも推奨されている、最も標準的な方法です。

行数分だけ # を書く必要がありますが、エディタの機能を使えば一瞬で完了します。

# ================================
# ここからブロックコメントです
# 複数行にわたって説明を書く場合は
# 各行の先頭に「#」を付けます
# ================================

print("Hello, Python!")

この方法のメリット

  • 公式推奨: Python開発者の共通認識であり、可読性が高い。
  • インデントの影響を受けない: どこに書いても確実にコメントとして扱われる。

エディタのショートカットで一括コメントアウトする

「1行ずつ # を打つのは面倒!」という方は、エディタのショートカットキーを活用しましょう。

範囲選択してキーを押すだけで、選択行の先頭に # を付けたり外したり(トグル)できます。

主要エディタのショートカットキー(Windows / Mac)

エディタ ショートカットキー
VS Code Ctrl + / (Mac: Cmd + /)
PyCharm Ctrl + / (Mac: Cmd + /)
Jupyter Notebook Ctrl + / (Mac: Cmd + /)
Google Colab Ctrl + / (Mac: Cmd + /)

現在、ほとんどのモダンな開発環境でこのショートカットが共通化されています。
これを使えば、ブロックコメント専用の構文がなくても全く不便を感じることはありません。

方法2:トリプルクォート """ で囲む(擬似的な方法)

もう一つの方法は、ダブルクォーテーション(またはシングルクォーテーション)を3つ繋げたトリプルクォートを使う方法です。

これは本来「複数行の文字列」を作るための記法ですが、変数に代入しなければプログラムの動作に影響を与えないため、コメント代わりとして使われることがあります。

print("処理開始")

"""
ここは実行されません。
文字列として評価はされますが、
どこにも代入されないため、実質的に無視されます。
"""

print("処理終了")

実行結果

処理開始
処理終了

""" ... """ で囲まれた部分は、Pythonのインタプリタにとっては「ただの文字列データ」です。
変数に入れたり print したりしていないため、何もしないまま次の行へ進みます。

一時的に広範囲のコードを無効化したい場合などに手軽で便利ですが、注意点もあります。

注意!インデントエラーの原因になる

トリプルクォートはあくまで「文字列」なので、Pythonの厳しいインデントルールの対象になります。

def my_func():
    print("Start")
    
"""
    ↑ インデントが関数内と合っていないと
    IndentationError(インデントエラー)になる可能性があります
"""

# を使ったコメントであればインデントがずれていても無視されますが、トリプルクォートの場合はコードの一部として解釈されるため、インデント位置を周囲と合わせる必要があります。

あくまで「一時的な退避」として使い、最終的なコードには残さないのが無難です。

ブロックコメントとdocstring(ドキュメント)の違い

Pythonには、コメントと似た機能としてdocstring(ドキュメントストリング)があります。

これは、関数やクラスの定義の直後に書かれる「説明書」のようなものです。

def add(a, b):
    """
    2つの数値を足し算して返す関数です。

    Args:
        a (int): 1つ目の数値
        b (int): 2つ目の数値

    Returns:
        int: 足し算の結果
    """
    return a + b

関数のすぐ下に書かれた """ ... """ は、Pythonによって「この関数のドキュメント」として認識されます。

help(add) 関数を実行したり、VS Codeなどのエディタでマウスオーバーしたりすると、この説明文が表示されます。

  • コメント (#): 開発者のためのメモ。コードの意図や一時的な無効化に使う。
  • docstring ("""): 利用者のための説明書。関数やクラスの使い方を説明するために使う。

混同されがちですが、目的が明確に異なります。
関数の説明を書きたい場合は、# ではなく必ず """ を使いましょう。

Pythonのスキルを活かして年収を上げる方法

以上、Pythonのブロックコメントの書き方について解説してきました。

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